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Mr.戸袋の米国シニアレポート

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PART5 高齢者向け集団住宅

 ナーシング・ホーム(老人ホーム)に入る前の、高齢者だけが住む高齢者向き集合住宅が注目されています。特に低所得者向きの集合住宅は大変な人気で、入居希望者が3年も待たないと入居出来ない施設も多く、高齢化が進むアメリカ社会での高齢者向き集合住宅問題はアメリカ政府の大きな課題となっています。

 それらの施設には必ずリクレーション活動センターが付随しており、そのリクレーション活動の提供内容により施設の人気度が違います。リクレーション活動を通して多くの友人、仲間が出来るのも魅力となっています。

 施設の内容、リクレーション活動、管理状態、この3つが施設を選ぶ大きな条件になっています。

 高齢者向集団住宅には、人口の密度により、幾つかの形態があります。都市の中心部に位置するものは、大規模な高層型集団住宅、2、3階建ての中層集団住宅、1階建ての低層住宅は少し街の中心部を外れた場所に多く見受けられます。

 大規模な高層型集団住宅になりますと、20階を越える施設もあり、1000戸、1250人もの高齢者び障害者のみが住んでいる高層型集団住宅もあります。

 低所得者用の大規模な住宅開発には住宅都市開発庁、都市共同再開発局などが支援、協力します。ほとんどが個室になっており、1室の大きさは522平方フイート(約14、7坪)にベッドルーム、リビングルーム、キツチン、バス、大きい物置、バルコニーなどが大体標準になっています。

 個室も個人のプライベイトが十分尊重されるよう配慮されています。もちろん、身体が不自由な高齢者やちほうの症状がある人に対しての安全面、便利面も十分配慮されています。入居には障害者は40歳以上、高齢者は62歳以上の年令制限、年収制限を必ず設けています。アメリカの低所得者層とは収入が1万8千$(約200万)以下と言われています。

 それぞれ、活動センター、食堂、美容室、理容室、医療センターなどが付随され、特にシニア活動センターの活動は集合住宅の中心拠点になっています。各部屋にはキッチンが備えてあり「自分達の事は自分達で」出来るだけ自分達で食事の用意をする事にしてます。アメリカの、このような集団住宅には、洗濯機はお部屋に備えません。ランドリールームが別に用意され、その部屋で各自で洗濯します。入居者のコミニケイシヨンの場にもなっています。

 ここでは、1982年に「建築デザイン賞」を受賞し、1994年に有名な「コミュニティ・サービス賞」を受賞したザ・エンジェルスプラザ(ロスアンジェルス市のダウンタウン)と全米に183の高齢者用の集団住宅を供給しているホリデイ・リタイヤメント・コポレーシヨンのレンタルアパートメント「マグノリア」(カリフォルニア州、リバサイド市)を紹介します。(クリックしてください)

 

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