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Mr.戸袋の米国シニアレポート

since 1995 sendai citizens' network for seniors

PART4 地域社会の中のシニアセンター

 アメリカでは、多くの地域でシニア活動センター(リクレーション・センターとも呼びます)を見ることが出来ます。シニアセンターの活動は、アメリカの高齢者や障害者が、生き生き生活するための原点になっています。そこに集い、仲間を作り、語り合い、助け合い、リクレーション活動をしたり、地域に密着した高齢者のコミュニティの場であります。街の中にあったり、高齢者集団住宅の中にあったり、郊外に位置したり 街の大きさにより様々な形で存在します。

シニアセンターにあるアクティビティ・オフィス。
アメリカの高齢者のアクティビティはここから生ま
れる(ロサンゼルス市)
 シニアセンターには、市が建てたもの、非営利団体が建てたものなどさまざまです。形態も色々あります。市がつくった施設は何年か経ったあと、非営利の団体や財団を作り、運営をボランティア中心の組織に移管して、運営をまかせます、そして運営費もそれまで100%市が補助したものを、補助金を40%カットして、市の予算を節約している例も数多くあります。

 カットされた40%分は施設が空いている時に、企業に貸し出したり、寄付金を受けるなどしてまかなっています。会員の会費、広告費、支援事業、支援してくれる企業などの寄付金などがシニアセンターを運営する財源となっています。

 シニアセンターの規模は街の人口、密度にもよりますが、約300坪位から大きい所では1000坪にも及びます。バリアフリー対策として1階建が多く、安全に便利に使えるように考慮されています。中には障害者が働ける障害者専用のオフィスを備えているセンターもあります。

 施設には管理事務所、シニア活動センター、図書館、食堂、美容室、理容室、売店、栄養管理室、医療センターなど、その組合せは種々多様です。

 シニア活動センターの活動は、高齢者に対して多くの情報や活動プランを提供していくことです。クラブ活動、学習活動、リクレーションサービス、医療、栄養管理、ボランティア活動、など広きに渡っています。

 アメリカのこの様な施設の運営は、少人数のスタッフで最大限の効率を上げるために、多くのボランティアと共に運営されています。時には管理部門で有給のボランティアを採用する事もありますが。ほとんどが無給のボランティアです。

 施設側の活動コーディネーターとボランティアの代表で活動プランを企画して、それらを多くのボランティアの支援を得て、高齢者市民に提供しています。

 毎月200活動プランから、多いセンターでは1500もの活動プランを提供しています。来館者も毎日150人ぐらいから、1カ月17,000人もの利用者があるセンターもあります。センターの利用は誰でも料金はいりませんが、活動内容により有料になることもあります。

 アメリカの高齢者対策、福祉対策、どれを取っても、ボランティアの活動は、目を見張るものがあります。自分達の事は自分達で考え、そして皆で楽しもう、その精神が多くの、シニアセンターの活動を支えています。

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