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Mr.戸袋の米国シニアレポート![]()
ザ・エンジェルスプラザ(低所得者用高齢者集団住宅) カリフォルニア州ロサンゼルス市 このセンターには1階から5階までシニアーの健康管理、リクレーション室、220人が利用可能な食堂、図書館、ホール、美容室、中学校、活動企画室などがあります。6階から17階までの1093室に62才以上の方、1245人が住んでいます。 ここは低所得者用の施設で、年間所得1万8千$以下の人々に入居資格があります。収入の30%を施設側に入れることになっています。入居者の年平均所得は約8千$。この場合、年間に2千4百$(24万円)払えば住めるわけです。アメリカでは日本の年金のようなもの、SSI(社会保険)から1ヵ月600$、年7千2百$(約80万円)もらえるので、誰でも此処に住めるわけです。 この施設は非営利団体のRHF退職者ハウング基金が造り、1980年に開館しました。1984年に退職者ハウジング基金はトラストファンド基金という信託基金に移され、当センターはエンゼルス協会の所有になりました。引き続きRHFの子会社の資産管理基金によつて管理されています。 多様な生活様式で過ごせるよう、また個人の生活様式を充分尊重しています。この協会は現在25州に同じような施設を持つており、このエンジェルスプラザは、単独の施設としてはアメリカで一番大きな施設です。施設の運営は72人の職員と2人のボランティアで運営されています。 食事は自分たちで作るのが原則です。食堂が2カ所にあり、Tつはケタ−リング(配食)で1食1$50セント。体の状態が悪い人には部屋に届けます。もう一つの食堂はT食5$。ここでは6人のシエフが料理を作っており、1日100食から300食を作ります。時には誕生祝い、国別の集いなど色々な催し物に利用しています。レストランで食事を味わう雰囲気があります。 部屋はベットルームとリビングルーム、それに台所、バスルームなどで、約14坪。1人で生活するには広すぎるほどです。1カ月1回は専門の清掃会社の掃除があるので、どの部屋も清潔で、部屋の中の飾り物もセンスがよく、これが低所得者用の施設かと目を疑います。それに身体が不自由な人や、ちほうの症状がある人も安全で便利に生活できるように十分配慮されています。 中高層の高齢者集合住宅の中には、多くの民間企業が経営している施設があります。その多くは最低1カ月から利用出来る、レンタルアパートメント方式をとっています。入居者の年齢も55歳以上と設定している所が多く、公的な施設に比べて早い時期から入居できます。 ここでも、ほとんどは個人用の個室で、ゴージャスな施設、リクレーション活動、食事サービス、24時間緊急監視体制サービスなどが売り物になっています。レンタルアパートメントの場合1日3食の食事サービスが料金の中に含まれているために、料理に工夫が見られ、砂や塩を控えめにし、低いコレストロール、ダイエットメニューなど、入居者のニーズに応じて用意されています。勿論、各部屋にキッチンが備えてありますので、自分で料理を作る入居者もいます。 どの施設もレクリエイシヨン活動に力をいれています。プログラムは毎月発行される、新聞で紹介され、入居者の大きな楽しみになっています。 施設の規模は、大体200室(200人)位から300室(300人)位が多く、広さは約12坪から17坪位になつています。民間企業のため、小人数の職員で最大の効率を上げるための適性な数字と思われます。レンタル料金は、1カ月1100$(約12万)から2400$(約26万)位と地域により、又施設内容によりかなり違いがあります。 最近では、ホスピタリティ産業で、快適な生活環境を提供し、客のニーズを知り尽くしている、ホテル経営で有名な、ヒルトン、マリオットなどが進出して、高級指向のリタイアメント・アパートメントの経営に乗り出しています。
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