こけしについて:平泉一澄
ジーン・ロックウッドさん、ペンパルの皆さん
NO24のメッセージ読みました。そちらは涼しいそうですが、こちらは相変わらず暑い
日が続いています。でも、日本では温度は摂氏であらわしますが、アメリカは華氏のよ
うで、90度と聞くと、びっくりします。
8月は、仙台の「七夕」のほかに、15日を中心に「お盆」があり、この時期には、先
祖の霊が帰ってくると信じられており、十六日には、霊が天国に戻る日で、京都では、
山の中腹で、文字や絵の形にかがり火を焚く「送り火」の行事が有名です。
「こけし」についてお尋ねですが、「こけし」は、日本でも、仙台のあるこの東北地方
だけで作られている郷土人形です。
乾燥させた木材を、「ロクロ」で挽いて作ります。円筒状の胴体に、円筒状や球形の、
やや大きい頭がついています。
頭部には、髪飾りと女の子の顔が描かれ、胴体には、菊などの花模様や絣など日本の和
服の模様、「ロクロ」で描いた線の模様などが描かれています。いずれも、1本1本手
で描きます。
「こけし」の起源は、木製の盆やおわんを「ロクロ」で挽いて作っていた職人が、片手
間に作り出し、温泉などでみやげ物として売られてきたものといわれています。
このため、東北の各温泉には、それぞれ固有の型と、模様がありそれぞれのパターンが
親から子えと引き継がれて伝えられています。
大きさは、3CMから60CMを超えるものまでさまざまですが、30CMくらいのものが多
く作られているようです。また、同じような作り方で、「だるま」なども作られていま
す。
このように、伝統と手ずくりの素朴な味わいを持つ「こけし」は、全国的に多くの愛好
者があり、5月には、仙台の近くの白石市「こけしコンクール」が開かれ、優秀な作品
には、総理大臣賞はじめ、新聞社や、知事賞などが授けられます。
私は棚を作って並べていますが、眺めていると、心が和やかになります。ただ、頭部が
大きい為、地震があると全部将棋倒しになり、後始末が大変です。
写真が使えないようなので、説明が難しいのですが、お分かりいただけたでしょうか。
現物を見たら、ロックウッドさんもきっと好きになられると思いますよ。
それではまた・・・お元気で。
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